HOME > 靴/インソール②

靴/インソール ②


 インソール(insole)とは、靴文化の発達している外国から伝わった、足と靴の間に入る中敷きのことです。英語ではOrthotics(オーソティクス)と呼ばれ、日本では通常「足底板」と訳されます。きちんと調整された「足底板」には体の機能を整える作用があることから、神奈川県藤沢市、足の健康研究所用田接骨院の渡辺英一先生は「足整板」と訳されています。川北接骨院では、(誰が聞いても分かるので)インソールと呼んでいます。
 インソールには、靴を履いた時の足の異常な動きをコントロールする作用があります。それにより、足からの異常な衝撃をコントロールすることができ、膝部、股部、腰部などの痛みに対して有効な治療法となります。当接骨院では「Formthotics」という、熱を加えることで成形のできるインソールを使用しています。この商品の特長は、劣化による寿命が来ない限りは、利用者の足のバランスの変化に合わせ再度熱を加え成形し直すことができることです。世界中のアスリートや身体に障害を持つ方々に愛用されているインソールです。

なぜ、インソールが必要なのか

 簡単に言うと、市販の靴は万人に合わせて作られていますが(大量生産)、身体(足)のバランスは一人ひとり違うので、靴を各人のバランスに合わせフィットさせるためにインソールが使われます。
 靴のページでも述べましたが、足に合っていない靴を履き続けていると、身体が歪んだり、傾いたりしてきます。その歪みや傾きが、体のさまざまな箇所に痛みをもたらしたり、なぜか分からないけれど気分がすぐれない、すっきりしないなどの症状を生んだりします。この歪みや傾きを矯正し、足のバランスを保つことで、身体の機能を整えるのです。

当接骨院で取り扱うインソール「Formthotics」について

 当接骨院で処方している「Formthotics」は、Foot Science International社(ニュージーランド)の製品です。ニュージーランドのスポーツ医学の専門家 C.Baycroft博士により、考案、開発されました。
 彼は、彼の元を訪れる患者の多くが、明白な理由の分からない足(脚)の痛みに悩まされていることに気づきました。彼は、その痛みを解決するための試みとして、患者一人ひとりの足の形状に完全に成形されたインソールを敷き、各々の足が必要としている自然なサポートを得られるようにしました。そして、長い時間をかけて状態を解析した結果、驚いたことに彼の患者たちは、今でも痛みなく競技や練習を行なうことができていることが分かったのです。
 博士の考案したこの方法は口コミであっという間に広まりましたが、当時、このインソールはフィッティングや制作に時間がかかり、また高価でした。そこで、徹底的に試験や検証を重ね、安価に簡単に装着できるよう開発されたのがこのFormthoticsなのです。
 現在、Formthoticsはスポーツ用、医療用など多くのラインナップがありますが、当接骨院では医療用のFormthotics(Formthotics Custom Medical Orthotics)を良く使います。これは、医療装具として医療専門家からのみ購入することができます。

Formthotics(Formthotics Custom Medical Orthotics)のさらに詳しい説明

 医療用のFormthoticsの中にも様々なタイプがありますが、当接骨院で良く使う「オリジナルデュアルミディアム」を例に説明します。Formthotics製品群の中では中程度の硬さを持つ土台の層と、クッションのための柔らかなトップ層の2層構造となっており、通気性を改善するために前方部分に細かい孔が開いています。
 確かな実績を持つアーチサポートと深いヒールカップで標準的なフィット感を持ち、空気の流れが改善されるため、涼しくサラサラの使用感があります。特に、固い地面に長時間立って過ごす方や強い衝撃を受けるスポーツをされる方には理想的なインソールです。
 Formthoticsに使用される発泡体は抗菌剤を含んでおり、足の臭いの原因となる細菌や真菌類の繁殖を防ぎます。また、熱形成が可能で、訓練された専門家により最適な形状にフィッティングできます。


上記、Formthoticsに関する記述は、Foot Science Internationalホームページより一部要約して引用

患者様からいただいた、インソールのご感想

 嬉しいことに当接骨院で処方させていただいたインソールをご利用になっていらっしゃる患者様よりワープロで靴の感想を書いた書類をいただきました。そのままご紹介します。レイアウトの関係で文字が読みにくい方は、中の文章を下に書き出しておきますので、そちらをご参照ください。

 膝を痛めて、歩行中に痛くなることが度々ありました。時には、両足共に痛くなったり、股関節まで痛めたりしました。
 そして、8月から寺原院長の勧めで、私用に形を変えた靴底を取り付けたこの靴を履くようになりました。職場で、朝7時30分から午後5時前まで履いています。
 その結果、1ヶ月が過ぎた9月になり、膝の痛みはほとんど無くなり、大股で歩いたり、小走りになったりしています。正に「魔法の靴」と言えます。
                                     1ヶ月経過したSさんより